空き家は売らなくても、何もしないだけで価値が下がっていく
- モリヤキミヨシ

- 2025年12月24日
- 読了時間: 2分
「今はまだ売るつもりはない」「そのうち考えればいい」
空き家について、このように考えている方は少なくありません。
実際、相談を受けていると
「売る・売らない以前に、何もできていない」という状態のまま
時間が過ぎてしまっているケースを多く見かけます。
しかし実は、
空き家は売らなくても、何もしないだけで価値が下がっていくという現実があります。
結論
空き家は、人が住まなくなった瞬間から少しずつ劣化が進みます。
売却の予定がなくても、放置期間が長くなるほど、
建物の状態や評価に影響が出てしまうのです。
理由・根拠
人が住んでいない家では、換気が行われず、
キッチンや浴室などの水回りも使われません。
その結果、湿気がこもりやすくなり、カビの発生や配管の劣化が進みます。
外観は問題なさそうに見えても、内部では修繕が必要な状態に
なっていることも珍しくありません。
また、管理が行き届いていない空き家は、
売却や賃貸を検討する際に「手を入れる必要がある物件」と判断され
価格や条件面で不利になることもあります。
事例
例えば、親が施設に入居してから数年間空き家になっていた実家を、
いざ売却しようとしたケース。久しぶりに室内を確認すると、
カビや汚れが目立ち、清掃や補修に想定以上の費用が
かかることが分かりました。
その結果、当初考えていたよりも条件を下げて売却せざるを得なかった、ということもあります。
これは特別な例ではなく、「何もしなかった期間」が積み重なった結果です。

結論
大切なのは、「今すぐ売るかどうか」を決めることではありません。
売らない選択をする場合でも、放置しないことが重要です。
・定期的に空気を入れ替える
・最低限の管理を行う
・早めに今後の選択肢を整理しておく
こうした小さな行動が、将来の後悔を防ぐことにつながります。
空き家は、時間とともに状況が変わっていきます。
今はまだ本格的に考える段階でなくても、
一度立ち止まって現状を見直してみることが
安心につながる第一歩になるでしょう。




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