わが家に住み続けたい。リースバックとリバースモーゲージ、後悔しないための「心の整え方」
- モリヤキミヨシ

- 3月24日
- 読了時間: 5分
こんにちは。シニアライフ リアルティ株式会社の代表、森谷公善(もりや きみよし)です。
「老後の資金は不安だけれど、今の家には思い出が詰まっているし、離れたくない……」 「最近よく聞く『リースバック』や『リバースモーゲージ』って、結局どちらがいいの?」
そんなお悩みや迷いをお持ちではありませんか。
大切に守ってきた「わが家」のことですから、慎重になるのは当然です。周囲から「早く決めたほうがいい」なんて言われると、余計に焦ってしまいますよね。まずは深呼吸して、温かいお茶でも飲みながら、ゆっくりと一緒に考えていきましょう。

1. 「売って借りる」リースバックと、「資産を活かして借りる」リバースモーゲージ
どちらも「自宅を活用して資金を得ながら、そのまま住み続ける」という点では似ていますが、実は仕組みも、お金の流れも大きく違います。
リースバックは「売却」です。 一度自宅を不動産会社などに「譲渡(売却)」し、その後は「家賃」を払って借りる形になります。固定資産税の支払いはなくなりますが、一つ知っておいていただきたいのは、買取価格が一般的な相場よりも安くなる可能性が高いという点です。不動産会社側が「将来の転売リスク」を見込むためですが、この点に納得がいかないまま進めてしまうと、後で「もう少し高く売れたのでは……」と心がざわついてしまうかもしれません。
リバースモーゲージは「融資(ローン)」です。 自宅を「担保」にして、銀行などからお金を借りる仕組みです。亡くなった後に自宅を売却して一括返済するため、生きている間は「利息」のみを支払うのが一般的です。
2. 「子どもに家を残さない」という、新しい安心のカタチ
実は今、こうした仕組みが注目されている背景には、ある共通した考え方があります。それは、「子どもたちがこの家を引き継ぐ予定がない」というケースです。
「子どもは別の場所に家を建てたし、将来この家が空き家になって迷惑をかけたくない」 「自分たちが築いた資産を、自分たちの豊かな老後のために使い切りたい」
そんな風に考える親御さんが増えています。実は、リバースモーゲージやリースバックは、こうした方々に非常に人気の高い選択肢なんです。
「家という資産を、今の生活を支える安心に変える」。それは、子どもに負担を残さないための、一つの大きな愛情の形とも言えるのではないでしょうか。
3. 「お金を借りる」という不安に寄り添って
リバースモーゲージの説明を聞いて、「この年齢になって借金をするなんて……」と不安に感じる方も多いですよね。
日本人は特に、借りることに抵抗を感じる方が多いもの。そのお気持ち、よく分かります。
でも、どうぞ安心してください。
リバースモーゲージは、一般的な借金とは考え方が少し違います。これは、あなたがこれまで一生懸命働いて手に入れ、大切に守ってきた「家の価値」を、今の生活を豊かにするための「前払い」として受け取るようなものです。
月々の支払いは利息のみに抑えられ、元本は最後に家が返済してくれる。そう考えると、少し心が軽くなりませんか?
「借金」というよりも、ご自身の頑張りの結晶である「家」が、最後にご主人様であるあなたを助けてくれる、そんな優しい仕組みなのです。
4. 注意したいのは、リースバックの「期限」のこと
一方で、リースバックで特に気をつけていただきたいのが、**「賃貸借の期限」**についてです。
「売った後も、ずっと住み続けられる」と思われがちですが、契約内容によっては「定期借家契約」といって、数年で契約が終了してしまうケースがあります。更新ができるかどうか、いつまで住めるのか、という点は事前にしっかり確認しておかないと、数年後に「また引っ越し先を探さなきゃいけないの?」と、心に大きな負担がかかってしまうかもしれません。
もし「一生この家で過ごしたい」と願われるのであれば、「終身建物賃貸借契約」(賃借人が亡くなるまで契約が続く仕組み)という選択肢もあります。
5. 森谷流「実家みがき」で、選択肢を広げましょう
私はお掃除職人でもあります。日々、多くの住まいを見てきましたが、家をきれいに保つことは、単に見た目を良くするだけではありません。私はこれを「実家みがき」と呼んでいます。
家を磨くことは、これまでの人生を慈しみ、心を整えること。そして、お掃除のプロの目で見ると、築年数が経っているお宅でも、プロのハウスクリーニングで「清潔感」を向上させるだけで、不動産としての価値を驚くほど高めることができます。
価値が高まれば、買取価格や融資の条件が良くなることもありますし、「やっぱりこの家が好きだ」という気持ちが再確認できるかもしれません。焦って仕組みに飛び込む前に、まずは一度、今の住まいを「みがいて」整えてみる。その「ゆとり」が、後悔しない選択への第一歩になります。
まとめ:今すぐ決めなくていい、まずは「安心」を整えましょう
老後の住まいの選択は、単なる損得勘定ではありません。そこにある思い出や、これからの安心をどう守るかという「心の整理」です。
もし「難しくてよく分からない」「自分たちの場合はどうなるの?」と不安になったら、いつでも私を頼ってください。不動産の専門家として、そしてお掃除の職人として、あなたとご家族の隣に座って、一緒に「一番心地よい解決策」を考えていきます。
無理に決める必要はありません。まずは少しだけ、未来の「余白」を作ることから始めてみませんか。
【公式LINEでのご相談はこちら】 「わが家の場合はどっちがいいの?」「実家の片付け、何から始めればいい?」など、些細なことでもお気軽にメッセージをください。代表の森谷が直接お返事いたします。 https://lin.ee/DYNLh5J




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